SETACの設立理念は、以下の通りです。
【環境にかかわる諸問題を解決するための多方面にわたるアプローチ】
【産官学の連携】
【科学的基盤に立った客観性の堅持】
1979年にSETAC North Americaが設立され、その後SETAC-Europe(1989年)、SETAC-Asia/Pacific(1997年)、SETAC-Latin America(1999年)、SETAC-Africa(2012年)が設立されました。
会員は全米、カナダおよびその他70カ国から構成され、会員数は約6,000名に上り、環境化学と環境毒性に関する学会としてはグローバル最大の規模です。
主な活動内容:
持続可能な良い環境や生態系保全の予防措置、強化策及び管理のための基本理念や実施方法を確立するための支援のために活動しています。
環境汚染物質やその他の環境負荷物質に関連する科学的研究の促進と応用、環境科学教育及び環境施策や政策立案への科学的知見の活用の普及促進及び適用を推進しています。
多方面の科学的知見の発展と活用のために、科学者、管理者やその他の専門家の間での情報やアイデアの交換の場を提供し、持続可能な環境品質保全に貢献しています。また、SETACで発表される研究成果は、参加国の環境政策に大きな影響を与えています。
SETAC-Jは、SETAC-Asia/Pacificの下部組織として、日本が培ってきた環境マネージメントの多岐にわたる分野の多くの専門家が集い、日本及び東アジア地域のさらなる環境対策研究・技術・手法の協力的発展に貢献することを目的に設立されました。日本国環境省、国際協力機構、日本貿易振興機構や、国内企業などと連携した環境保全に対する科学的、社会的アプローチ体制を日本及び東アジア地域で展開していきます。
SETACおよびSETAC-Jの包括分野: